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エアドロップとは

ICO ウォレット エアドロップ

2018.08.29
エアドロップとは

エアドロップ(AirDrop)とは、ブロックチェーン上で発行する独自の仮想通貨であるトークンを発行するプロジェクトが、トークンの認知度を高めることを目的として、一定の要件を満たしたユーザーに対して無償でトークンを配布することを指します。


目次

  1.   プロジェクト側から見た「エアドロップ」
  2.   参加者から見た「エアドロップ」
  3.   日本におけるエアドロップの事例
  4.   エアドロップへの参加手順
  5.   エアドロップ参加時の注意事項

プロジェクト側から見た「エアドロップ」

現在世の中には数千以上の仮想通貨・トークンが存在していると言われています。その中で、ユーザーに自分たちのトークンを認知して保有してもらうことは決して簡単なことではありません。そのためプロジェクト側は、サービスのリリース時や、ICOでの資金調達の時に、エアドロップによってトークンを無償で配布することで話題作りをします。

エアドロップ情報として取り上げられることによってプロジェクトの知名度の向上が狙える他、トークンを受領したユーザーの多くはプロジェクトの内容に関心を持ちますので、プロジェクトに対する理解を促すこともできます。

またエアドロップは、ユーザーに対して何らかのアクションをしてもらうためのインセンティブとしても活用することができます。例えば、公式サイトへのユーザー登録、指定されたSNSでの連携、メールアドレスの登録など、プロジェクト側がユーザーに実施してほしい行動を、トークンの受け取り条件として設定することができます。

プロジェクトがエアドロップを行う場合に注意すべき点として、送金手数料(ガス=Gas)があります。一般的にトークンはイーサリアムの共通規格であるERC20トークンを利用するケースが多く、トークンの配布に伴う送金処理をパブリックブロックチェーンに記録するためには、Gasが発生します。2018年8月29日時点において、平均的なトークンを送った際のGasは、約30円前後で推移しているようですが、この数値は、Ethereumの価格やブロックチェーンの混み具合に応じて変動します。

参加者から見た「エアドロップ」

エアドロップを参加者の視点からみると、大きく分けて2つのメリットがあります。

1つは、プロジェクト側の要件を満たせば無償で仮想通貨を入手できる点です。多くの仮想通貨は、仮想通貨取引所にユーザー登録し、イーサリアムやビットコイン、あるいは法定通貨を用いて購入する必要がありますが、エアドロップならば実質タダです。

もう1つのメリットは、仮想通貨取引所に上場する前のトークンを入手することが可能な点です。仮想通貨の価値は必ず上昇するとは限りません。しかし、 エアドロップを通じて入手したトークンはまだ市場に出回っていないことが多いため、希少性が高いと言えます。

日本におけるエアドロップの事例

エアドロップ の実施例のひとつとして、2017年9月に実施されたOmise Goのエアドロップがあります。

Omise Goが提示した受け取り条件は、「決められた日までにイーサリアムのウォレットに0.1Ethereum以上を保有していること」という非常に簡素なものでしたが、トークン配布後に価格が高騰したことで話題になりました。

エアドロップへの参加手順

エアドロップへの参加は決して難しいものではありません。ここでエアドロップの一般的な参加手順を簡単に説明します。

1.ウォレットアドレスの入力

エアドロップに参加する際は、トークンを受け取るウォレットアドレスが必要です。トークンの種類がERC20であれば、自分で秘密鍵を管理しているイーサリアムウォレットが必要になります。仮想通貨取引所のウォレットの場合、一般的には秘密鍵を自分で保有していないので、ERC20のトークンを受け取れない可能性が高いです。ハードウェアウォレットなどの自分で秘密鍵を管理できるウォレットを準備しましょう。

2.各種情報登録

エアドロップでは、プロジェクト公式サイトでのメールアドレス登録や、SNSの活用などの細かな条件が指定されることがあります。特にTwitterでのフォローやアカウント連携を指定されることが多いです。

3.トークン到着の確認

エアドロップが実行されると、指定していたウォレットへトークンが送られます。受け取り実績は「EtherScan(https://etherscan.io/)」のようなwebサービスでも確認できます。

エアドロップ参加時の注意事項

エアドロップのやり方は、まだ世界中で統一された規格やルールがある訳ではないため、エアドロップ参加の要件を満たしていても、プロジェクトの都合やシステムの不具合によってトークンが配布されないということもあるようです。参加の際にはエアドロップ実施元のプロジェクトの信頼性をよく確認するようにしてください。

また、個人情報を収集するようなエアドロップには特に注意が必要です。個人の住所や電話番号などが登録要件として聞かれることはめったになく、また、ウォレット管理のパスワードやウォレットの秘密鍵を聞かれることは絶対にありませんので、くれぐれもご注意ください。サービスに登録する際のフィッシングサイトなども増加していますので、サイトのURLが公式のものであるかどうかの確認も怠らないように十分注意しましょう。